研究2025.10.27
【メディア掲載】BSN新潟放送「ゆうなび」でVR野球研究が紹介されました


BSN新潟放送の夕方情報番組「ゆうなび」で研究内容が紹介
2025年10月27日、BSN新潟放送の夕方情報番組「ゆうなび」(18:15〜)にて、越智研究室で行われたVR技術を用いた野球の選球眼に関する研究が紹介されました。
取材内容
今回の取材では、先日発表した「VR技術により野球の『選球眼』を科学的に解明」した研究について、越智講師が詳しく解説しました。実際のVR機器を用いた選球能力測定の様子や、研究の意義について分かりやすくお伝えしました。
本研究は、野球打者の選球能力(ストライク・ボールを見極める能力)を科学的に評価する新たな手法を開発し、選球能力が実際の打撃成績と密接に関連することを実証したものです。VR技術を活用することで、実戦に近い環境で選球能力を定量的に評価することが可能になりました。
番組情報
- 番組名:ゆうなび
- 放送局:BSN新潟放送
- 放送日時:2025年10月27日(月)18:15〜
- 取材日:2025年10月27日
関連研究
本研究の詳細については、以下の記事をご覧ください:
放送内容
番組では、日本シリーズ開催中という時事的な背景のもと、野球の「選球眼」に関する研究成果が紹介されました。
放送のポイント:
- 研究成果の核心:越智講師は「選球能力のある、ないは見ている人、やっている人の感覚だったんですけども、選球能力が高い選手ほど、バッティング成績が高いということを明らかにしました」と説明
- VR技術の活用:実践の投球をVR映像に加工し、学生にバッター目線での投球判定テストを実施。記者も実際に体験し、「一瞬怖さもあるんですけど、慣れてくればVRだってわかるので恐怖感がなくなって、ボールの見分けに集中できるようになります」とコメント
- 科学的な発見:選球眼が良い選手は打撃成績も良いことを発見し、今月、スポーツ科学の国際専門誌に掲載
- 実践への応用:越智講師は「VRがあると、事前に見極めを練習しておくことができるから、自信をもってバッターボックスに立てるんじゃないかって(学生から)聞いてます」と、トレーニングへの活用可能性を示唆
投球をバッターボックスできちんと見極める…それが打撃成長への近道のようです。
関連リンク:
- BSN新潟放送「ゆうなび」放送内容: https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/2251853